京都醸造 ゆい(KYOTO Brewing YUI)

700円(税込770円)

アメリカン+ベルジャンのいいいとこどりでキレあるIPA!


アルコール:6.5%
IBU(苦さの基準):34
untappd:
種類:ハイブリッドIPA
容量:330ml
生産地:日本 京都府京都市

【ブルワリーより】

インスピレーションは様々なかたちで湧きます。誰も経験したことのないような、全く新しいものを造り出すアイデアのときもあります。もしくは、みんなが慣れ親しんでいるものをこれまで試したことのない方法で表現することかもしれません。このビールに関しては、両方を少しずつ組み合わせることでインスピレーションを得ました。

多くのビールにベルジャンイーストを使用する醸造所として、ベルジャンIPAは私たちにとってとても身近なスタイルです。例えば定番の一意専心は、昔ながらのベルジャンスタイルが少しウエストコーストIPAと合わさったものですが、限定リリースの毬子は現代的なアメリカンIPAに強く影響を受けています。しかし、どちらもベルジャンイーストの特徴が顕著で、アメリカンイーストを使った場合とは明らかに異なります。このことは、アメリカンIPAの側面をベルジャンスタイルの解釈に取り入れるだけでなく、実際に両方の酵母のハイブリッドを造ったらどうなるか考えさせました。

その結果は、これまでに造ったベルジャンIPAとはまったく異なる、かなりユニークものになりました。麦芽のレシピはアメリカ、特にクラフトビール革命初期のアメリカによくあったものです。少しのミュニックモルトと軽く焙煎されたクリスタルモルトは美しいオレンジの色合いと、大量のホップとバランスをとるのにちょうどよい甘みを与えます。この甘い特徴はベルジャンイーストのフルーティーな側面をひき立て、熟したフルーツやスパイスを浸した蜂蜜のようなニュアンスを生み出します。ホップは100%アメリカ産ですが、明らかにユニークでちょっと変わったフルーツの特徴がある品種を使っています。デナリにはスパイシーな松とパイナップル様の柑橘っぽさがあり、Loralにはかすかに花やハーブっぽい柑橘の要素があります。しかし京都醸造で好んで使うHBC344や実験的なホップが中心にあり、青リンゴや熟しすぎたフルーツの特徴をもたらします。

これらすべてが組み合わさって、これまでにないIPAができました。ベルジャン過ぎず、アメリカン過ぎず、これぞハイブリッドです!
名前の由来: アメリカンとベルジャン。
この2つを結びつけた結果、それぞれの特徴を垣間見せつつも、そのどちらにもない特徴を醸し出すハイブリッドIPAが出来あがりました!
どちらが欠けても出すことのできない、両者の力を合わせたからこそ出来上がったこのビール。
その麦芽由来の柔らかさやポップ由来のフルーツ感を、是非味わってみてください。

モルト:2-Row, Pilsner, Munich, Crystal T50
ホップ:ビタリング - Columbus
味・アロマ - Loral, HBC 344, Denali
酵母:American Ale/Belgian Ale

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