パシフィックブルーイング シトラッシュ(Passific Brewing Citrush)

830円(税込913円)

20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

ホップの持つ柑橘感に加え八朔、伊予感を投入し柑橘スッキリすっぱ苦いフルーツIPA

アルコール6.0%
IBU(苦さの基準):
untappd:
種類:フルーツIPA
容量:350ml
生産地:日本 神奈川県茅ケ崎市

【ブルワリーより】

—————— Memo ——————


人間は遥か昔から、食糧を安全に保存するために“酸”と上手に付き合ってきました。
身近な食べ物でいうと漬物やヨーグルト、チーズなどもそうですね。
もちろんお酒の世界でも“酸”との付き合いは深く、日本酒の“生酛造り"なども"酸"を味方にして酒を作る方法です。
ビールにおいても"酸"のあるものは各地に点在したようです。

なぜ酸っぱいのか?という問いの答えはとてもシンプルで、乳酸菌による発酵で“乳酸“が生じるため。
このビールも通常のビール酵母による発酵に加えて、乳酸菌による発酵の過程を加えることで酸味が生じています。


乳酸発酵で生じる香りや酸味はホップとの相性もよく、通常のビールにはない表情を見せるのはとても面白いところです。
例えば今回で言うと、桃や杏のような香りのするホップに酸味の要素が組み合わさることで、プラムやライチのような印象に。
これは一種の錬金術のようでもありますよね。

お酒、及び発酵食品全般に言えますが「使っていない原材料の味がする」というのはとても面白いことであり、大切なことだと思っています。
その昔、今よりずっと手に入るものが少なかった時代に発酵という力はきっと食べるもの、飲むものの面白さもグッと奥深くしたのではないでしょうか。


このビールも口が曲がらないくらいの程よい酸味に、小さな果物のような味や香りが組み合わさりとても心地良い仕上がりとなりました。

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