20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
インクホーン4周年記念醸造!リワカディーゼルをはじめホップの青々しさ、苦さを焙炒麦芽の香ばしさが支えるブラックIPA
※焙炒麦芽を使用した黒いIPAです。苦手な方はご留意ください。
アルコール:7.0%
IBU(苦さの基準):
種類:ブラックIPA
容量:355ml
生産地:東京都 豊島区目白
【ブルワリーより】
Inkhorn Brewing醸造開始4周年記念ビールの一つです。
周年ビールって何か特別な要素がないと周年ビールらしくないかなと思って、例年試験品種でまだ名前のついていないホップを多めに使うことにしてるのですがSquared Crowsでは加えて、まだInkhorn Brewingで作ったことないスタイルのビールを作ることにしました。
ここでビールを作る前、お家で練習してる10年前とかに一瞬流行ったスタイルだったので個人的には何回か作ったことはあったのですが、自分で作ってみて難しいスタイルだと感じていたので4年間一度も作ろうとすら思っていませんでした。今回作ろうと思ったのは周年ビールのコンセプトを家で妻のAmyと考えていたところSquared Crows (2の二乗”squared”とカカシを意味するScarecrowが混ざった音感)が良いって事になって、カラスが名前に入るなら黒くしないと…ってなってBlack IPAを作ることになりました。
ローストされた麦芽がないと黒い液体にならないのですが、ロースト香はホップの香りを立ちにくくする部分があるのでスタイルとして矛盾していると流行った当時から言われていました。その当時はColumbusやChinook、CascadeやCentennialで作っていたのですが、今回はニュージーランド産のRiwakaとNelsonならロースト香にホップが負けないのではっていう好奇心から実験的な組み合わせを試みました。しかもRiwakaはただでさえキャラクター強いのにRiwaka 「Diesel」ってつくとこれならもう絶対にロースト香に負けないだろうと思って使ったところ、今まで感じた事ない新しい世界に踏み込んだような異世界の組み合わせになりました。
スペルト小麦やローストされた小麦を多く入れているため口当たりが柔らかくロースト香によってモルトの輪郭をしっかりと感じられつつ、ミスマッチとも思えるRiwakaの主張が激しいのでカラスが集まって賑やかに楽しんでる感じのビールになってます。
仕上がり直後のサンプルを飲んでみたところアロマやフレーバー以上にゲップがホップっていう中々ない経験をする事ができました。年に一度の実験をこの機会にぜひお楽しみいただけると!
Hops: Riwaka Diesal, Nelson Sauvin, Mosaic, Simcoe