20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
香り成分チオールとファンタズムをテーマにしたヘイジーシリーズのモトゥエカホップ版。トロピカル感あふれる味わい。
アルコール:7.0%
IBU(苦さの基準):35
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種類:TDHヘイジーIPA
容量:350ml
生産地:日本 京都府京都市
【ブルワリーより】
Motuekaホップを主役に据えた、超がつくほどの香り爆発系ヘイジーIPA
【味わいの特徴】
香り成分チオールとファンタズムをテーマにしたIPAシリーズの第1弾は、Motuekaを主役に据えたヘイジーIPA。パッションフルーツ、シトラス、ライム、そしてぶどうのようなフレーバーとアロマが特徴。ボディを出すために小麦を加え、爽やかで飲みやすいフィニッシュに仕上げることで、香りを最大限に楽しめます。
【相性の良い食事】
上州ねぎのガーリックバター焼き、鶏もも肉の柚子味噌焼き、柑橘塩で食べるサヨリのフリット
【名前の由来】
日々生み出される新種のホップは、その魅惑的な香りに取りつかれた者たちの飽くなき追求の結晶だ。深化の末に生み出されるモンスター級ホップの誕生は、今後さらに加速し、いつまでもホップファンを飽きさせることはない。
【醸造家の声】
ホップの香り成分チオールをフル活用した香り高いIPA3部作「豪傑」の第1弾は、Mega MotuekaのトリプルドライホップIPAです。KBC2.0のいろとりどりで取り上げたNZホップMotuekaに「Mega(超)」がついただけあって、主役のMotuekaのアロマが溢れるような爆発的な特長に合わせ、ドカンと大きく造りあげました。
ベースには、ゴールデンプロミスモルトを使用し、口当たりとボディを出すために大量の小麦フレークを加えました。そこにMotuekaをマッシュ(糖化工程)に投入し、糖化プロセスで発生する酵素を利用することで、ホップに含まれる結合型香りチオールが解放されます。さらに、煮沸終盤にMotuekaをふたたび投入することで、柑橘系のフレーバーと穏やかな苦味をプラス。
そして、このシリーズのテーマである「Mega」的な要素が本格的に現れるのは、煮沸後のワールプール工程からです。Mega Motuekaホップを中心に、チオールの香りを際立たせることで知られるサザンクロスなど通常の2倍以上のホップを投入し、そこにたっぷりのファンタズム(ぶどう果皮)を加えます。ファンタズムとは、ソーヴィニヨン・ブランというワイン用ぶどうの皮を粉末にしたもので、チオールが豊富にふくまれます。また、それに適した特殊な酵母がこの大量のチオールを3MHや3MHAと呼ばれる香りチオールに変換し、その結果、パッションフルーツやグレープフルーツのようなシトラス系の香り、目が覚めるような弾けるトロピカルなホップフレーバーをビールに与えてくれるのです。
まさか、Megaはここで終わらず、発酵中にも、バイオトランスフォーメーションを狙ってさらに「Mega Motueka」を投入し、より多くのチオールを解放することで、ヘイジーで柔らか、そして底抜けにホッピーな味わいを実現しました。ほどよくドライなフィニッシュで、Motuekaホップのトロピカルな香りが怒涛の如く溢れるこのIPAは、全ホップ好きに送る、超が付く究極のビールといえるでしょう!