ファイアストーンの定番IPAを強化した飲み応えと苦みを兼ね備えた秀逸なウェストコーストダブルIPA
【飲んでみた感想】
香りは草、松。飲むとガツーンと草。松、麦芽のどっしりした旨みと、ホップの植物感を強く感じます。9.5%を感じさせないほどに甘みは控えめで、突き抜ける苦みが余韻として残る、素晴らしいダブルIPAです。
アルコール:9.5%
IBU(苦さの基準):85
untappd:4.09
種類:ダブルIPA
容量:355ml
生産地:アメリカ カリフォルニア州
【インポーターより】
攻撃的なまでのホッピーさ・完全無欠のバランス感・危険な程の飲みやすさを兼ね備えたのがDouble Jack。王道ウエスト・コーストIPAであるUnion Jackに更なる強化を施したビールだ。Firestone Walkerのラインナップにおける上級シリーズ「Proprietor’s Reserve」シリーズの1つとして2009年に登場した、Firestone Walker初のインペリアルIPAとなる。1バレル(約117L)につき4パウンド(約2kg)程のホップを投入することで、IPAファンの期待を大きく超える凄まじいホップアロマが詰め込まれた。
ビタリングにはWarriorとColumbus、煮沸後期にはCascade、Centennial、そしてドライホッピングにはAmarillo、Cascade、Centennial、Simcoeを贅沢に使用。グラスに注がれた深い黄金色の液体からはグレープフルーツ、タンジェリン、フローラルな松のアロマが溢れ出す。口に含むとまずストーンフルーツの味わいが舌を刺激し、続いて松やアフリカンブルーバジル(アフリカンブルーバジルは多年草のバジルで、ハッカのような風味を持つ)のような味わいが感じられる。ペールモルト・クリスタルモルト由来の甘みとボディーがこの強烈なホップフレイバーとバランスを取り、危険な程の飲みやすさを実現。フィニッシュはしっかりとした苦みが舌に残り続ける。IPAの発展を象徴するスタイルであるインペリアルIPA。数あるインペリアルIPAの中でも最も評価されるビールの1つがこのDouble Jackである。2012年Great American Beer Festivalにて銅賞受賞。