パシフィックブルーイング 麦秋(Passific Brewing BAKUSHUU)

750円(税込825円)

20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

小麦のやさしさ、酵母由来のバナナ感、アクセントに加えた燻製麦芽のスモーク感を楽しめるアーリーサマーヴァイス

アルコール4.5%
IBU(苦さの基準):
untappd:
種類:アーリーサマーヴァイス(ヴァイツェン)
容量:350ml
生産地:日本 神奈川県茅ケ崎市

【ブルワリーより】

茅ヶ崎の居酒屋「Que」の14周年を祝って作ったドイツスタイルの小麦のビール。
フルーティーな香りでありながら小麦らしい、柔らかくジューシーさのある味わい。
さっぱりとした飲み口ですが、隠し味程度のスモークモルトの香りから程よい余韻も楽しめる仕上がりです。


--------memo--------


茅ヶ崎の居酒屋「Que」の14周年を祝って作ったドイツスタイルの小麦のビール。

昨年の13周年の際は"日常"という名のケルシュを作りました。あれから、早いもので1年が経ち再びビールを作ることに。

さて今年はどんなビールにするか、という話の中で、今回は茅ヶ崎にも縁深い小津安二郎監督の映画作品に「麦秋」というのがあるのですが、そんな名前のビールにするのはどうか?というところから話しが始まりました。
麦秋とは、麦の穂が実り、収穫期を迎えた初夏の頃の季節のこと。麦が熟し、麦にとっての収穫の「秋」であることから、名づけられた季節なのです。
日常から遠く離れず、初夏の頃に飲みたい爽やかなビールをということもありドイツスタイルのWeisseにすることに。なんか自分達らしさみたいなものも欲しくて、店主の好きな“ラオホ”スタイルも取り入れることになりました。

パシフィックでは初めて挑戦するスタイルのビール。せっかくなので、伝統的な製法を用いつつ新しい品種のホップも組み合わせてみるなどしました。
味わいですが、たっぷりと使った小麦からなるシルキーな飲み口に、少しの酸味もあり、イメージするような重さは全くなく軽快な飲み口です。Weisseらしいバナナやクローブのような香りもありますが、ほのかに香る程度で、苦味もほぼありません。
アクセント程度に入れたスモークモルトからなる穏やかな甘みが下支えになり、味わい深さも感じられる仕上がりになりました。

そして、前回に引き続きラベルアートはUNO YOSHIHIKOさんによるもの!
手描きの雰囲気を大事にするためにあえて白黒の世界で表現。Unoさんらしい、ポップでありながら奥行きのある描写が最高ですね。


この1年、ハレの日も、ケの日も「Que」のタップにはパシフィックのビールが繋がれ、そこに集う人たちの一日を彩っていたのかな。
こうして、変わらずまたこの季節が来たこと、地元にそんな場所があること、とても嬉しいですし誇りに思います。

改めて、Queの横山さん14周年おめでとうございました!

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