20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
シムコーホップにフォーカスし、ホップの特徴、魅力をしっかり引き出した華やか苦いウェストコーストIPA
アルコール:7.0%
IBU(苦さの基準):45
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種類:ウェストコーストIPA
容量:350ml
生産地:日本 京都府京都市
【ブルワリーより】
【味わいの特徴】
シムコーを主役に据えた、このドライなウェストコーストスタイルのIPAは、シトラスやトロピカルフルーツ、そして樹脂のような松のキャラクターといった多彩なホップフレーバーを存分に楽しめる一杯に仕上がっています。
【相性の良い食事】
白瓜とディルのサラダ、すぐき入りタルタルで食べるキスのフリット、辛みの効いた豚バラ肉とクミンの炒め物
【名前の由来】
2000年代のクラフトビールブーム初期からIPAのトレンドを支えた主要なホップのひとつ「Simcoe」は、苦みとアロマを一手に担える万能役者。香りの特徴は松+柑橘+トロピカルの三位一体型で、特に「ダンク」と形容される樹脂感・草っぽさ・重厚感のあるアロマが好きな人にはたまらないホップです。
【醸造家の声】
数あるホップの中でも、私たちはシムコーが大好きです。その素晴らしいフレーバーだけでなく、多様な使い方ができる点もこのホップの魅力。シムコーは使い方によってキャラクターが変化し、パイナップル、樹脂のような松、フローラルな香り、シトラス、グレープフルーツ、土っぽさ、そしてベリーのような風味まで引き出すことができます。また、他の種類のホップや酵母との相性も抜群です。
今回このシムコーを主役にしたビールでは、特にパイナップルと松の樹脂感に焦点を当てたIPAにすることにしました。この2つのフレーバーは、シムコーならではの個性であり、私たちがウェストコーストIPAに求める味わいでもあります。
ベースには、ピルスナーモルトを使用し、すこしボディ感を持たせるためにデキストリンモルトを加えました。煮沸時のシムコーの使用は苦みを抑えるために控えめにし、アロマ効果を最大限に活かすためにワールプールとドライホップで大量のシムコーを使用しました。発酵には2種類の酵母でコーピッチ(同時発酵)させ、クリーンでドライな仕上がりを目指しながら、酵母由来のエステルでさらにパイナップル感を引き出しました。
ただ単一のシムコーをどさっと使ったわけではありません。4つの異なるロットから厳選したシムコーをブレンドし、さらに、そのうちの一つはドライホップ用にCryo T-45ホップというアロマに特化したものを使用しました。
その結果、シムコーの持つ多彩な魅力を最高に引き出した仕上がりになっています。これは、ひとつのホップに焦点をあてるシリーズの醍醐味として、現代のクラフトビールを代表するようなシムコーホップを今の先端技術で造られたホップをふんだんに使って、その魅力を再び堪能するとてもいい機会になるのではないでしょうか。さぁ、一緒にシムコーの魅力を楽しみましょう!