20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
柔らかな酸とホップの程よい華やかさに檜のウッド感をまとわせたリフレッシュ感あるサワーエール
※画像はイメージです。グラスなどは付属しません。
アルコール:4.5%
IBU(苦さの基準):
種類:サワーエール
容量:350ml
生産地:日本 三重県伊勢市
【ブルワリーより】
伊勢市駅前に九州と伊勢を繋ぐ立ち吞み屋さんがあります。
僕たちを開業前からサポートしてくれているお店の1つMonZacaba(モンサカバ) さんです。
このお店、女性店主のアリちゃんが1人で切り盛りしているのですが、実は飲食店さんではひみつビールを宇宙一売ってくれているお店です。
僕たちが焼酎も大好きということもあって、伊勢に帰ってきてからずっと仲良くさせてもらっています。
去年からはモンサカバに集まるお客さんたちと一緒にライ麦を刈り取る、その名もそのまんまの【麦刈り】イベントを一緒にやったり、今年も麦刈りと脱穀などなど、モンサカバのお客さんとも色々一緒に活動させてもらっています。
去年からモンサカバさんの周年にあたって、ビールが造れたら嬉しいなぁと相談を受けていたのですが、去年は周年の日まで2ヶ月ほどしか時間がなかったので、もっとしっかり考えてやりたいよねということで1年延期して今年の6周年のタイミングで一緒にビールを造ることになりました。
開業時からモンサカバさんには全てのビールを扱ってきてもらっています。
その中でもアリちゃんやお客さんのお気に入りはSPARKLE(シングルホップのサワーエール)。
シンプルなサワーエールは6月の気候とも飲み合わせが良さそうなので、サワーエールを造ることになりました。
どんな味の方向性にしたいか色々話し合っていたんですが、ちょっぴりウッディーな感じとかもいいなぁとリクエストをもらった時に、とっておきのアイテムがあることを思い出して今回使ってみることになりました。
それはひのきです!
工場を建てた時に建材を分けていただいた知り合いの材木屋さんから、お隣、鳥羽市のとある神社の建て替えの際、立派な柱を製材した時に出たひのきの削りかすを分けてもらっておりました。
いつか使おうとブルワリーで保管していましたが、ついに使う時がやってきました。
レシピは極力シンプルに。
ひのきとほんのりホップが香るリフレッシングなサワーエールを目指して、仕込み当日はモンサカバの店主アリちゃんと、モンサカバの常連さんと一緒にわいわい仕込みを行いました。
できあがったビールはまるでひのき風呂に入っているかのような、森の香りたっぷりのリラックスできるアロマとフレーバーが心地よいサワーエールです。
ひのきはもちろん、桃やアプリコットのアロマがふんだんに感じられます。
核果類の果実の香りとひのきの香りが絶妙に混じり合ってバラのようなフローラルなニュアンスも感じられます!
強すぎない酸味がとても心地よくて、ひのきの息吹が駆け抜けます。
程よい甘さを残したボディと酸味のバランスがとても良く、一口目で美味い!と感じてもらえると思います。
ビールに苦味はほとんどありませんが、ひのき由来のわずかなタンニンのような厚みがフィニッシュで感じられて度数の割に満足感も感じられます。
ひのきから抽出されたエッセンシャルオイルが、ビールに深い味わいと香りを与えてくれていて、サワーエールに飲みやすさと奥深さを与えてくれています。
ひのきの香りとビールの酸味、ホップのやさしいフレーバーが一体となってとても飲みやすく美味しいビールになりました。
先日のモンサカバさんでのイベントでは同じこのビールを1人で3~4杯も連続で飲まれるお客さんがとても多かったと聞いています。
爽やかな森の息吹を感じられるビールで6月も楽しんでいきましょう〜!!