20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
ハスカップを使用したフルーティなセゾンを野生酵母ブレタノマイセスで発酵させたスペシャルバージョン
アルコール:7.0%
IBU(苦さの基準):10
untappd:
種類:フルーツワイルドエール
容量:330ml
生産地:日本 北海道空知郡 上富良野町
【ブルワリーより】
定番シリーズであるHOP KOTAN ORIGINALSの3種類のスピンオフ企画が、限定シリーズのHOP KOTAN FREEDOMSより3週連続リリースされる、その第二弾。続いての登場は、忽布古丹醸造の定番の中で、最も労力とコストを費やす【haskap-ハシカプ-(Fruit Saison)】のスピンオフ!そもそもハスカップという果実は、北海道では広く知られている存在ですが、道外での認知度はあまり高いものではありません。ブルーベリーを細長くしたような大きさで、色合いもブルーベリーによく似ています。強い酸味が特徴的で、カルシウム、鉄、ビタミンC、Eなどは、他の果物とは比べものにならないほど多く含まれています。ただし、ハスカップの実は非常にデリケートで、傷がつきやすいため、生のまま市場に出回ることがほとんどありません。生産量も少なく、他のベリー系の果実と比較すると高価であるため、ビールに使われることは稀です。それでも、私たちはこの強い酸味に魅せられて、富良野産の無農薬ハスカップを1つのタンクに100キロも投入して【haskap-ハシカプ-】を作り続けています。そんな贅沢なフルーツビールに、さらに今回はもうひと手間を加えました。それは、ブレタノマイセスという酵母の一種を添加し、タンク内で二次発酵をさせたことです。実は、この酵母はワインの欠陥臭を生んでしまう厄介者として扱われたり、通常のビール醸造では耐性が強い汚染菌として扱ったりするなど、醸造の世界では忌み嫌われてきた存在でもあります。しかしながら、この酵母と上手く付き合うことで魅惑の味わいを手にしたビアスタイルも多数存在し、我々も大変お気に入りの酵母です。代表の堤野はブルワリーを創業する前に、ラガーとブレタノマイセスだけのビールづくりを模索していたほどの虜です。ブレタノマイセス酵母の取り込みにより、パイナップルのようなフルーツのキャラクターが宿り、ハスカップ以上のフルーツの存在を感じられるようになりました。ハスカップの酸味の輪郭はブレタノマイセスにより強調され、より強い発泡性、より複雑なキャラクター、ブレタノマイセスによって食べ尽くされてドライになったボディに、ロゼのスパークリングを連想することでしょう。まさに、シュワシュワと弾けるような刺激と、ハスカップの酸味が交差する食前酒として最適だと思います。是非、【haskap-ハシカプ-(Fruit Saison)】と飲み比べてみてください。