20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
みかんの古来種「やまとたちばな」を効かせた柑橘華やかなウィートエール
※写真はイメージです。お届けは1本となります
※グラスなどは付属しません
アルコール:6.0%
IBU(苦さの基準):
種類:シトラスウィートエール
容量:350ml
生産地:日本 三重県伊勢市
【ブルワリーより】
みかんの原種のやまとたちばなを使った小麦のビールができました。
やまとたちばなは古文書では永遠に香っている果実と表現されるほど高貴な良い香りがします。
TACHIBANA WHEATはやまとたちばなの香りにフォーカスしたビールです。
香り高い柑橘に柚子がありますが、TACHIBANA WHEATは柚子のビールとはまた違った、スッとするような清涼感のある爽やかで瑞々しいやまとたちばなの香りが広がります。
一口飲むとやまとたちばなの香りが広がって、その後に麦の甘みを感じます。
ビールの苦味はホップ由来のものもありますが、大部分はやまとたちばなに由来するもので、果実由来の苦味と麦の優しい甘みがしっかりとバランスが取れています。
やまとたちばなの香りや苦味成分にはいくつかのポリフェノールが関わっていますが、それらがビールに厚みを与えてくれています。
ビール自体のボディも普通から少し強めなので、これらの成分と調和しています。
つまり、飲みやすいのになんだか深みがあるぞ!うまい!こんな感じの味わいです。
また、白ブドウのような香りを出す酵母との相性が良く、できあがったビールは日本の伝統とモダンな味わいが感じられる仕上がりです。
余談ですが、やまとたちばなの特徴として清涼感のある香りがありますが、もう一つの特徴がしっかりとした苦味があることです。
この苦味がやまとたちばなの商業利用の壁になっていると生産者さんはおっしゃっていました。
実際にやまとたちばなの果実を食べてみると香りの他に酸味としっかりとした苦味がありました。
今回のTACHIBANA WHEATでは、やまとたちばなのこの苦味をビールの苦味としてデザインしています。
ビールの中ではやまとたちばなのこの苦味は、あっさりとした飲みやすいビールに奥行きを与えてくれています。
苦味だけが浮くことのないようにモルトと香りのバランスがとれたウィートエールの完成です。
やまとたちばなは、タンゲレチンやノビレチンなどガン予防成分といわれている生理活性物質が他の柑橘より多いそうです。
TACHIBANA WHEATを美味しく飲んで体に嬉しい成分も少しは摂れちゃうかもしれませんね!
今回は鳥羽市で育ったやまとたちばなをふんだんに使わせていただきました。
というのも、やまとたちばなは鳥羽の市の木に制定されていて、実生(種から育った)のやまとたちばながたくさん育てられています。
僕たちも隣町なのにそのことはあまり知りませんでした。
実はこのやまとたちばなを栽培されている方からビール製造の相談を受けてその時にたくさんのやまとたちばなを譲り受けました。
実生のやまとたちばなは全ての木が1本1本遺伝的に異なるので、同じやまとたちばなでも木が異なれば果実の特徴が全て微妙に違う、つまり全てがオリジナルというわけです。
僕たちもみんなそれぞれが違うようにみんな違うものが集まって一つの美味しいものになるってなんだかいいですよね!
鳥羽に遊びに来た時はやまとたちばなも探してくださいね!